2016年6月3日金曜日

アリーグル市場 -Marché d'Aligre-


ヨーロッパの日常風景として、旅番組等でも必ずと言っていいほど登場するマルシェ。
フランスには数えきれないほどのマルシェがあるが、その中でも歴史あるアリーグル市場を訪ねてみた。


路地の軒先に真っ直ぐ続く露店。
店先には、色鮮やかな果実や野菜が並べられ、これぞまさに思い描いていたヨーロッパのマルシェそのものだ。
日本にも地方の朝市等で同様に軒先で露店を出しているところもあるが、やはりパリのそれは雰囲気が違う。
どこが違うんだろう…日本でお馴染みのブルーシートを使用していないところだろうか(笑)


アリーグル市場は、月曜日以外は基本的に毎日開催されている。
また、都市部からも近いので観光客も訪れやすい。
お店はかなり充実しており、リンゴだけでも沢山の種類を売っている。
価格もリーズナブル。ついつい手にとってしまいたくなる。


屋根のデザインからして、流石フランス、素晴らしい。
店主との会話も弾みそうだけど…もちろんフランス語なのでほとんど分からない…


新鮮な野菜も多く並ぶ。
日本ではあまり見かけない種類もあり、チャレンジ精神が試される。


中国人をはじめとする観光客もそこそこいるが、地元のお客さんも多く、求めていたパリの日常を垣間見ることができる。
店の人もどちらかと言うと地元の人を対象に商売をしているようで…中国人と認識される私達日本人にはそれなりの視線が注がれる…


アリーグル市場には、マルシェ・ボーヴォーと呼ばれる屋内市場もある。
建物自体は18世紀に建てられたという歴史あるもので、広々とした屋内には多くの専門店が店を広げている。
こちらはハムやウィンナーの専門店。
サラダやワインのおつまみにピッタリのものを、適当に見繕ってもらった。


鮮魚店もある。
沢山の魚介類が、少し色温度が低い照明で照らされており、これまた日本の魚屋さんにはない雰囲気。


1時間ほど時間をかけて、パリ滞在中の食材を購入。
今回の旅の食事は基本的に全て自炊だ。
経費削減に加え、こうして自らの手で食材を購入する楽しみもできるので、なかなかの一石二鳥ではないだろうか。


新鮮な野菜の上に、ハム専門店のおじちゃんおすすめのサラミを、贅沢に混ぜあわせて頂く。
C'est bon!

2015年10月30日訪問

Nikon D800 +
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

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