2015年10月25日日曜日

Blackmagic Video Assist導入記~開封編~


今年春の製品発表から約半年、ようやくBlackmagic Design社のモニターレコーダ「Blackmagic Video Assist」が発売された。
5インチのフルHDパネルを搭載し、SDカードに10bit422ProResを収録可能でありながら販売価格6万円台と、相変わらずの価格破壊ぶりだ。
モニターレコーダとして有名なATOMOS社が慌てて大幅な価格改定をしたのも、
Blackmagic Video Assistの登場が大きく関係しているだろう。
ATOMOS社のレコーダも非常に優秀だが、仕様を見るとBlackmagic Video Assistに軍配が上がる。
具体的には、
・ProRes/DNxHDに対応
・HD/SD-SDI、HDMI双方の信号に対応
・HD/SD-SDI、HDMIクロスコンバート機能搭載
・5インチフルHD(1920x1080)タッチパネル液晶搭載
・収録メディアにSDカードを採用
等、魅力的な要素が沢山だ。

詳細な仕様はBlackmagic DesignのHPを、 操作についてはマニュアルを参照あれ。



Blackmagic Video Assistを使い込んでいくため、周辺機器を用意する。
まず、バッテリーLP-E6の互換品を2つ。
エーポケというメーカーの明らかにアヤシイ中国パッケージ製品だが、爆発しなければOKだ。
また、Blackmagic Video AssistのHD-SDI端子はBNCではなくDINコネクタが採用されている。
多くの機器のHD-SDI端子はBNCなので、Blackmagic Video Assistに入力するために、D2.5HDC01E-D(CANARE製)を購入。
HDMI出力しか無い一眼レフNikon D800と繋ぐには、短めのHDMIケーブルHDM006(CANARE製)とminiHDMI変換プラグも必要だ。
カメラへの取り付けには、GoProのサードパーティ製マウントキットを活用する。
Blackmagic Video Assistには、三脚で使われているのと同じ1/4インチネジの穴が空いているので、取り付け器具の汎用性は高い。
ついでに100均の液晶保護シートも買ってきた。
サイズが少し大きかったので、カッターで切って貼り付ける。



後ほど、HDW-750、D800それぞれの組み合わせでのレビューをしたいと思っているが、少し触ってみた感想を列挙する。

・電源を入れるとファンが回る。ファン音は「回ってるな?」という感じ。気になる人は気になるかも。
・液晶はGOOD。屋外でも見やすい。
・電池は上記LP-E6互換品でとりあえず駆動可。
難点:ホーム画面で残記録時間が表示されない。(Storage画面行ってやっと残容量確認できる)
 HDW-750の収録で使用しているPnanasonic製HD-SDIレコーダー「AG-HMR10A」では常に残時間が表示されるので、
是非ソフト改修をしていただきたい。

一段落ついたら、色々なところに持ち出してみよう。
街へ繰り出してテスト撮影を手伝ってくれる人募集中。


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