2014年6月3日火曜日

大井川ツーリング

大井川ツーリング

30度超えの夏日が続く6月初旬。
九州地方は梅雨入りが宣言され、週間天気予報も傘マークが目立つようになってきた。
雲に覆われる前に、なかなか訪問が叶わなかった静岡県を走る大井川鉄道へ。
あまり青空に恵まれなかったが、そのお陰で避暑もでき調度良い現実逃避旅行ができた。

大井川ツーリング

南側の起点である金谷から線路沿いに北上。
地元車しか走らないような山道を走りながら、気になる駅を訪ねてみる。
大井川鉄道には多くの木造駅舎が残り、古き良き時代がそのまま残っているところが多い。
ここ、地名駅も駅舎もかなりくたびれている無人駅だが、ホームにある踏切警報機が電鈴式だったりとなかなか侮れない。

大井川ツーリング

続いて青部駅へ。
小さな川沿いの集落にあるこの駅にも、昔のままの木造駅舎が現役で残っている。
といっても、待合室機能はホーム上に移転しているようで、扉は開放されているものの駅舎の利用者は少ないようだ。

大井川ツーリング

無人駅になった今でも青い「駅長」看板が残る。
その保存具合はすこぶる良い。

大井川ツーリング

千頭駅を過ぎ、大井川鉄道の最奥を走る井川線の終点駅井川駅を目指す。
途中道を間違えて山道を行くことになったがこれが当たり!
くねくね細い道を登ると、中部電力が誇る長島ダムを一望する良ポイントにたどり着くことができた。
タイミングよく井川線の車両もやって来て、遠回りした甲斐があった。

大井川ツーリング

その遠回りの山道はこんな感じ。
鋭い角を持った石が路面上至る所にあり、避けて通るのに結構時間を要した。
木陰で涼しいのがせめてもの救い。
ニホンザルの群れにも何度か遭遇し、自然の中を走っているという雰囲気だった。

大井川ツーリング

井川で旧堂平駅を散策してから、そのまま井川ダムをわたって口坂本温泉を目指す。
直線距離では6kmほどの距離だが、かなりの山道で片道1時間ほどかかった。
山に囲まれた口坂本温泉浴場に着いたのは15:30。
16:00閉館なので、急いで入館し湯に浸かる。

大井川ツーリング

温泉は透明で肌が綺麗になりそうな泉質。
露天風呂もあるが、ここは源泉掛け流しのようで気温の高い夏場は少しぬるいくらいだ。
だが、時間があればずっと浸かってたいくらい心地いい。

大井川ツーリング

さて、毎回地道に改良してきたVTR250の荷台もだいぶ実用的になってきた。
見てくれはあまり良いとはいえないが、準備や積載量を考えるとかなり当初の理想に近いものとなっている。

大井川ツーリング

電源BOXには蓋側にゴムネットを取り付け、小物を収容できるように改造。
APRS無線機VX-8DやGPSロガー GP-102+、USB端子、小財布などを格納している。
また、箱内にはバッテリーやDC-ACコンバータ、隙間には雨具を入れて緊急時にすぐに取り出せるようになっている。

大井川ツーリング

下段のジュラケースにはフルサイズ一眼レフ2台(Nikon D800/D3)とレンズ3本(Nikkor 14-24mm/f2.8・28-70mm/f2.8・70-200mm/f2.8)が格納できる。
2台とも各レンズをつけたまま収納可能なので、撮影の機動性は大幅に良くなった。
雨の日はこの上から防水シートを被せることによって、雨水の侵入を防ぐことが出来る。


GP-102+のログによると、今回のツーリングは648km@25時間の走行。
3日の0時に東京の自宅を出発し、R246を5時間ひたすら静岡へ向かった。
帰りは沼津から新東名を利用。
梅雨が過ぎたらまた行きたいと思う。

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