とある夏の日。
あまりにも暑い関東に我慢できず、涼を求めて北へ。
目指すは標高1,823mの毛無峠。
まずは最初のチェックポイント永井食堂へ。
開店したばかりの永井食堂に駆け込み、朝飯にモツ煮定食をいただく。
9:30丁度に到着したが、既に何台か車が停まっており、お店のカウンターも盛況だった。
腹を満たした後、草津を目指す。
いつもだとR17を南下してR353をJR吾妻線沿いに行くところだが、今日は北に向かいR145経由で向かう。
R17を左折し、R145に入る。
R145もR353と同じく日本ロマンチック街道の名がついており、そこそこ需要のある道のようだ。
雲ひとつない青空の下、坂登り開始。
交通量も少なく、とても走りやすい道だ。
オレンジラインの2車線道路がずっと続く。
周囲には田畑が広がり、雰囲気は最高。
途中、中之条ではR145とR353が交差する。
ここもいつも行くR145は通らずに、R353でちょっと北上。
群馬県道55号線経由を試みてみる。
途中でR353と別れ、天然橋を通ってr55へ進入。
入り口の天然橋が立派だったのでちょっと期待してしまったが、直ぐにセンターラインが消えてしまう。
しかし、交通量は殆ど無いので快適♪。
沢渡温泉を過ぎると、山道に入る。
隣を流れる沢がとても涼しそう。
この道最大の難所、暮坂峠(1,088m)を越える。
峠には立派な駐車場や茶屋があったが、今回は素通り。
峠を越えると、ガラリと木々の雰囲気が変わる。
まだ草津まで距離はあるが、避暑地っぽい感じだ。
R292に合流して、草津へ到着。
そのまま志賀草津道路で長野県へ入る予定が、まさかの通行止め。
草津白根山の火山活動が活発になり、危険なためだそうだ。
通行止め開始地点の白根火山ロープウェイ山麓駅まで行ってみたが、道はゲートで封鎖され多くの車がここで引き返していた。
迂回路の鳥居峠経由で長野県へ。
途中長野県道182号菅平高原線ショートカット。
高原というものはいつ来てもいいものだ。
一度須坂市に降りた後、長野県道112号万座道路にて毛無峠を目指す。
ところが、この道路も拡張工事のため全面通行止め。
地図に載ってない砂利道の迂回路をひたすら登るはめに…
平均速度20km/hほどで8kmの林道を走破。
こういう時はオフ車が羨ましい。
ぐんぐん標高が上がり、周りも高山植物が多くなってきた。
と同時に空も雲が多くなり怪しい天気に。
晴れていたら絶景なんだろうなぁ。
そして、遂にやって来た群馬県危険につき立入禁止の看板。
ゲートは開放されていたが、本当に遭難しそうな気がしたのでおとなしく立ち入りは遠慮した。
すぐ近くには、小串鉱山の遺構である小串索道の鉄塔が残っている。
ここは立ち入り禁止エリアではないので、好きなだけ近寄ることが出来る。
群馬側は気持ちのよい夏空が広がる。
遠くに見えるのは迂回で通ってきた嬬恋村だろうか。
太陽は長野県側の雲にすっかり覆われてしまい、吹く風は寒いくらいだ。
下山は万座温泉経由R292で。
2,172mの日本国道最高地点を通過して、途中長野県道66号豊野南志賀公園線へ。
冬期は通行止めになる細い山道をクネクネと登ると、笠峠茶屋が現れる。
ここは笠ヶ岳(2,076m)の登山口にもなっており、500mほど登ると頂上だそうだ。
一瞬登ってみたい衝動に駆られたが、雨が降り始めそうだったのと、いくら500mとは言え2,000m級の山を甘くは見みるとエライ事になるので、おとなしく坂を下った。
走行距離 | 375km |
時間 | 12時間 |
燃費 | 38km/l |
今回のプランは、2箇所の通行止めにより大きく時間をロスすることとなった。
当初はお昼ごろには毛無峠に到着予定だったのだが、実際は15時頃着となった。
しかし、前から行きたかった群馬県側のR145やr55も走破でき、鳥居峠も初登頂だったので結果オーライといったところか。
Nikon D800 + AF-S Nikkor 14-24mm f/2.8G ED(IF)
GoPro HERO3+ Black Edition
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