Blackmagic Video AssistとNikonD750で動画撮影！

Blackmagic Video Assistを導入して2ヶ月。
今まではSONY HDW-750との組み合わせで運用してきたBlackmagic Video Assistだが、
今日は一眼レフとの組み合わせで現場に投入した。
カメラはNikon D750。
1080p60が撮影できる、35mmフルサイズ一眼レフだ。

撮影対象は、都内某所で催されているクリスマスイルミネーション。
どうしても暗いシーンが多くなってしまうため、感度を上げてもノイズが少ない一眼レフが適役だ。
動画素材は諸事情で公開できないが、動画からの静止画キャプチャを一部掲載してみる。
レンズはNikkor 70-200/2.8+クロスフィルタ。
Blackmagic Video AssistによるProResHQ422での収録性能も含め、描写性能は上々。
放送用レンズと比べ、写真用レンズはピントやズーム操作に難があるが、
そこはBlackmagic Video Assistのピーキング機能を使いなんとかフォローできた。

Blackmagic Video AssistへはHDMIで接続。
Blackmagic Video Assistは、先のファームウェアアップデートで、HDMIのTC同期によるRecトリガーに対応している。
しかし、Nikonの一眼レフにはTCという概念が無いようで、HDMIにTCは重畳されていないためこの機能は使用できない。
そのため、RECの開始・停止はBlackmagic Video Assistのタッチパネルで行うことになる。
寒い風が吹く中で、操作を行う度に手袋を外す必要があり、少々レスポンスが悪かった。
寒くなければ何の問題もないのだが…

まだまだ共に現場経験を積んで行かなければならないBlackmagic Video Assistだが、やはりコストパフォーマンスは素晴らしい。
SDIとHDMI両方に対応していることもあり、今回のように気軽にカメラを一眼レフに変更することも可能だ。
なにより、フルHD液晶とピーキング機能が、被写界深度の浅い一眼レフにおいては非常にありがたい。
これからも、一眼レフとの組み合わせ運用が増えていくことだろう。

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