夜の四国上陸後は、松山市内でこの旅の大反省会。
その後は宿の温泉で至福のひととき。
ただ、次の日の朝はあまりのんびりと出来ない。
徳島からの東京行きフェリーが11:10発なのだ。
次の日は仕事が待っていることもあって、計画の変更は許されない。
朝は宿の駐輪場に6時集合。
急ぎつつも折角なので、そのまま近くの道後温泉本館へ向かう。
道後温泉の顔でもあるこの館は朝早くから営業していたが、今回は入浴はパス。
またいつか入りに来るぞ。
松山からは高速道路に乗り、一気に四国を横断し徳島へ。
良い天気だったが、トラブル禁物だったためGoProの出番はなし。
急いだ甲斐あって無事にフェリーに乗船。
船は行きにバイクを東京湾から新門司まで運んでくれた「オーシャン東九フェリー おーしゃんのーす」だ。
この船はいわゆる2等のざこ寝船室はなく、一番低い客室でも寝台仕様になっている。
初めてのフェリー寝台は非常に快適。
朝が早かったこともあって、乗船後爆睡。
疲れが相当溜まっていたのか、気がついたら日の入り間近。
デッキに出て太平洋に沈みゆく夕日を拝む。
夕日は旅には欠かせないもの。
訪れた様々な場所の風景を、より一層美しくしてくれる。
今回もいくつかの美しい夕景に出会うことが出来た。
太平洋の荒波を行く事もあって、船は意外にも大きく揺れる。
客室フロントに取り付けられた傾斜計器(CLINO METER)。
航海中に最大10度の傾き以上で乗客にクオカードのプレゼントがあるらしいが、あと少し届かなかった…ぉぃ
船の揺れより眠気が勝り、飯・風呂を堪能した後は再び爆睡。
朝5時。船外へ出てみると、見慣れた街東京がすぐそこに迫っていた。
東京湾を跨ぐ東京ゲートブリッジを潜る。
スポットライトにに照らされたオーシャン東九フェリーのマークが、どこか誇らしげだ。
ゲートブリッジを潜り終えた頃には、空も徐々に明るくなってきた。
そろそろ東京湾。旅の終わりだ。
下船後はあえてゲートブリッジをバイクで渡り、帰宅の途についた。
GPSログは途中で切れてしまった。
フェリー乗船後GPSロガーをバイクにおいて来てしまい、力尽きてしまったらしい。
今回の旅ではGPSロガーはよく頑張ってくれたが、最後にこの失態。
人間疲れているとダメだね。
Nikon D800 + Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
GoPro HERO3+ Black Edition
○九州ツーリング記一覧
・フェリーでバイクを東京湾から新門司へ ~九州ツーリング0日目~
・LCCで福岡・バイクで阿蘇へ ~九州ツーリング1日目~
・阿蘇・天空の道。そして鹿児島へ ~九州ツーリング2日目~
・屋久島登山 荒川-縄文杉-白谷雲水峡を一日で
・本土最南端 佐多岬を目指して。~九州ツーリング4日目~
・都井岬・日南海岸を行く~九州ツーリング5日目~
・愛媛-徳島からフェリーで東京へ ~九州ツーリング最終日~
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